9月22日
『 腸を鍛えてやせる!健康になる!』という本のあとがきにこう書いてありました。
【年齢、体質、病形も違う、
多様なバックグラウンド。その人に一番合った方法は何かを一緒に考える。その人の立場で考え、解決策を提示する】
金ちゃんは、痩せていますので、ダイエットの必要はないのです。しかし下痢と便秘を繰り返します。
これが、生きづらさに影響していそうだと思いました。そんなことを思いながら図書館でこの本を借りました。
読みますと、金ちゃんのタイプが書いてありました。こういうことなのか、と驚きました。
金ちゃんは食欲はあまりないほうです。そして、小学校までは25分ほど歩くのですが、週のうち1日は休むようでした。
無理をさせると1週間休んでしまいます。よく、歩くと体力がつくと言いますが、そうなりませんでした。
中学は目の前なのに、帰ってくるとすぐに寝てしまいます。高校でテニス部に入る時に心配していたのです。
今回の出来事で金ちゃんが息切れする前には、部活、合唱コンクール、勉強と、慌ただしく、
昼休みにも予定が入っているようなハードスケジュールだったのです。
朝はおじやのようなものを流し込んで、昼はおにぎりとカロリーメイト、それもだんだん食べなくなっていたのです。
そして、便秘、腹痛、下痢です。それは小学生の頃からでしたが、どんどんひどくなっていました。
「体力や気力が弱く、少しの無理でも疲れを感じます。徹夜をしたら翌日は体調を崩して使い物にならず、」と書いてあります。
これは、虚証体質というのだそうです。「現代は厳しい競争社会ですから、若い実症の(体力のある)人向きに組み立てられていて、
虚症の人は居場所を見つけにくい傾向にある。しかし、若いころ実症でも、腸が衰えてくると息切れして、
こんなはずじゃなかったと本人も周囲も思う」と書かれています。
金ちゃんも居場所がない、と感じていたと言います。確かにそういうことがあるのです。
このことがわかったので、解決策が見えました。虚証タイプに合わせて、腸をきたえ、健康で無理のない生活を目指すのです。
腸の衰えが、アレルギー・ウツに関係するとあります。これは、大変なことです。本を読んでいくとやってはいけないことを、
随分やっていたことに気付きました。それは、こういうことです。
- 虚証タイプには大き過ぎる負荷をかけていた。
- 腸を衰えさせる甘いものをたくさん食べていた。
- 三度の食事で質の良い栄養を取っていなかった。
そして間食をなるべくやめ、甘いものを出来るだけ控え、食事の時間をほぼ、決めるようにしました。
虚証体質の人は代謝を上げるといいと書いてありましたのでおすすめの朝カレーを試してみると、毎日のように便が出ているようです。
驚いています。なんとなく金ちゃんもうれしそうです。トイレから出ると跳ねたりしています。
今まで、トイレにこもっている時間が長かったのですが、それも短くなりました。
カレー基本レシピはこんな感じにしました。
フライパンに油をしき、タマネギを炒める
カレー粉を入れる
ニンニクとしょうがを入れる
トマト缶を少し入れる
肉を入れる
水を入れて煮る
味つけは、塩・砂糖、など。
金ちゃんはバーモントの甘口を少し入れると、おいしいみたいです。そのうち、カレーに飽きることもあるかと思いますが。
そんなときのために、大事なことをA4にまとめてみました。そして金ちゃんが持っている体質で、腸をきたえるとどうなっていくのか。
新しい金ちゃんが見れるかもしれません、あまり期待しないほうがいいですけどね。
腸を鍛える
やっていいこと / いけないこと
- 規則正しい食生活ーーーー食事時間を決める / 間食。スナック菓子・甘いものがどうしても食べたいときは食事のすぐ後。
- 食物繊維ーーーー消化に時間がかかるもの。雑穀・温野菜 / 糖分どっさりのお菓子。
- あたたかいものーーーー腸を活性化させる / 冷たいものをとり過ぎると、虚症の人は外に出そうと下痢になることも。
- 発酵食品ーーーー腸内環境をよくして、腸を元気に。酵母や乳酸菌。
- スパイシーな食事ーーーー代謝を上げる。カレー粉・コショウ、シナモン・しょうが、にんにく・わさび、和からし、さんしょう、シソ、みょうが、ネギなど。
- よくかむ・五味のバランスーーーーかむことで、唾液の他、内臓から消化液の分泌も促される。酸味、甘味、苦味、辛味、塩。
- ぐっすり眠るーーーー腸能力UP。腸の働きは副交感神経が支配している。副交感神経を優位にするには、昼間に交感神経を優位にさせることが必要。一番大切なのはバランス。また、胃を空にして寝ることも大切。