『これでわかった!投資信託』 (川口一晃、2008)
この本が執筆された2007年当時に 日本の株価の天井が、 2015年前後と予想していた筆者の 考えのもとになるデータが面白かった。
ペンタゴンチャートの第一任者。〈一部 抜粋編集 >
日本の人口動態で ベビーブームと呼ばれる人口の多い世代が 40代に入った年に株式市場が天井を打っているのです。
団塊の世代の 最後の人たちが40歳になったのが 1989年です 。これはバブルの天井と一致します。
そして 団塊ジュニアと言われる人世代が40代を迎える 2015年前後が
次の大きな株式市場の天井ではないかと推定されます。
景気循環論には「ジュグラー波」と言っておよそ10年周期で認められる景気循環が存在します 。
このジュグラー波は設備投資による循環とも言われ 企業の設備投資がおよそ10年周期で 大きく動くことに起因して起こると言われています。
たまたまその10年が日本の場合には 年代にピタリと合っているのでしょう。
これを総合すると2010年前後に一山あるものの 大きな天井は団塊ジュニアが40歳を迎えてから数年経った
2011年から 2014年あたりに到来するという長期のビジョンが立てられるのではないでしょうか。
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私(チキハ)は第3次ベビーブームがあるのではと調べてみましたが 、どうやらなさそうでした 。
未婚化、晩婚化、さらには出生年齢が広がっているなどが理由のようです。