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毎月分配、運用の結果

『あなたの毎月分配型投資信託が危ない!』( 深野康彦、2013)

投資信託にも色々ありますが、毎月おこずかいが入ってくる「毎月分配型」は人気が高いようです。

危ないと書かれていましたが、それでも「オススメ」の8本、が書かれていました。私は、

その毎月分配型投資信託が、今現在どうなっているのか気になりましたので、1~3番まで調べてみました。

執筆当時、2012年11月→今現在、2019年 4月です。

 

 

DWS グローバル公益債券ファンド( 毎月分配型) A コース

 

購入時手数料3.15% 運用管理費用1.512%信託財産留保額なし

基準価格11047円→8888円

純資産総額891億円→708億円

直近分配金40円→20円

 

ダイワ日本国債ファンド (毎月分配型)

 

購入時手数料1.05%運用管理費用0.735%信託財産留保額なし

基準価格10338円→9549円

純資産総額3039億円→ 21043億円

分配金20円→20円

 

マニュライフ新グローバル配当株ファンド(毎月分配型)

 

購入時手数料3.15% 運用管理費用1.41%信託財産留保額なし

基準価格10490円→ 9184円

純資産総額18億円→76億円

分配金30円→30円

 

結局、運用の結果はどうなってるの?と思いますよね。計算方法が載っていました。

計算方法「その一」

〈以下、一部抜粋〉

 

ステップ1

投信を購入してから現在までの分配金を調べる 。

ステップ2

購入してから現在まで分配金を全て足す。

ステップ3

(直近の 基準価格+分配金の総計)と購入時の基準価格を比べる。

 

これで安心してはいけないのです。

 

「計算方法その二」

〈以下、一部抜粋〉

 

毎月分配型投信にかかる三つのコスト は意外と高かった!

購入時手数料

投資信託を購入する際に発生する手数料のこと 。同じ投資信託でも購入する金融機関によって利率が異なることもある。

運用管理費用

かつて信託報酬と呼ばれた、保有している期間中に発生するコストのこと 。年率で表記されているが日々引かれている。

信託財産留保額

投資信託を解約(売却)、まれに購入する際にかかるコス。トこのコストが発生しない投資信託も多い。

 

仮に100万円分、グローバル・ソブリン・オープン(毎月分配型)を購入した場合、

購入時の販売手数料 →100万円×1.575%=15750円

毎年かかる手数料→100万円×1.3125%=13125円

売却時にかかる手数料→100万円×0.5%=5000円

 

同じ投資信託でも購入する金融機関によって率が異なることもあります。

投信を買う時は

同じジャンルの商品の中で コストを比較し なるべく安いものを選ぶべきでしょう。

 

 

チキハ計算弱い (._.) みなさん、計算してみて下さい。(  ^∀^) その一から、その二を引くんです。

分配金は、そこから税金も引かれます。プロが厳選してもこのような結果です。

毎月分配型には、

くれぐれもご注意を、ということでいいでしょうか。

 

 

あなたの毎月分配型投資信託が危ない!

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