1月29日
金ちゃんが学校に行かなくなってから、もう、10ヶ月です。その間に高卒認定試験を受けて、センター試験を受けました。
そして、来月はいよいよ大学の試験です。
体調もいいですし、機嫌もいいです。得点は思うように伸びませんが、未来に希望があるようです。
行きたい大学に興味のあるサークルがあるのです。大学生になったら、塾でアルバイトもしてみたいと言っています。
人手が足りず塾長が忙しすぎるので、元塾生が「恩返し」に来ています。その姿を見て
「自分もやってみたい。
塾長に恩返しをしたい」と思っているようなのです。
時間が進んでいます。時間は未来から流れてくるので、過去に影響されるのはおかしいと
脳科学者の苫米地さんが言っていました。
金ちゃんが中学生のときです。同級生が、部活の先輩が原因で学校に行けませんでした。
行けるようになったのは、先輩が卒業したあとです。半年以上かかりました。その子の母親に
「どうやって回復したの」と聞いたのところ、「姉さん(おばさん)とその仲間たちと遊んで、
すっごいほめてくれるの。それがよかった」と言っていました。
高校の校長先生がら聞いた話ですが、ひどい精神状態の時があったそうなんです。それをどうやって乗り越えたのかと聞くと
「ただ歩みを止めなかった。歩いていたら景色が変わっていた」と表現されていました。
回復するのには、似たような道のりがあるのかもしれませんし、ただ時間が流れていっただけかもしれません。
みなさん、今は真っ暗かもしれませんが希望を持って。時間は未来から流れて来ますから。
景色は変わりますから。