過去性のカルマ、性のカルマ、家系のカルマ、そんなものがあるとしたら、現在の私の影に張り付いていて見えないのだろう。
それがあるのかないのか、と聞かれたら、あると思う、何千年も人は、それを信じているという歴史の検証があるから。
私が、性について知ったのは、幼稚園の頃だと思う。
女性は胸が大きい方が魅力的だと思った。
男性を魅惑するような女性に惹かれた。
全ての女性がそうとは思わないけれど、初恋が幼稚園という女性は結構いるのではないか。
今思うと、早熟だった。
それから、小学生と続くその頃の知識は、ベールに包まれたものだった。
少女漫画では美しく書かれていることが多かったし、リアルな表現はなかった。
こっそり深夜のテレビを見て興味を募らせた。
それまで赤ちゃんはスイカのようにぱかっと割れて出てくると信じていた。
犬が交尾しているところは、人間のそれとは別物のように思えた。
だから、実際の話を友人から聞いたときはショックを受けた。
それから、大人になってゆくのだけれど、一般の交際と同じような流れだったと思う。
そして結婚をして、これもとくに変わったことだとは思わなかった。
付き合う人とは、苦しい別れをしてきた。
それが頭をよぎる。
胸が詰まるような感覚を覚えるのは、なぜだろうと思っていた。
先日見た夢の中で、父親に追い掛け回されていた。
父親と性についてはあまり良い印象がない。
実際に何があったわけではないが「お母さんがやらせてくれないんだ」と言った。
中学生の私に言うことではないが、そんな親子関係だった。
わたしの心の奥底にトラウマとして残っている。
夢判断でみると、父親は権力や目上の人という意味になるようで、実際の親のことではなさそう。
幼稚園児のあまりにも早熟な幻影は、過去性の性のカルマがあったのではないか、と思う。
それが、私の心に重くのしかかっていることだと察したので、性のカルマ解消のワークをしてみることにした。
その前に、家系のカルマの解消もしてみた。
前回紹介したマドモアゼル愛さんの星占いで、アスペクトという星と星の角度によって表れるものの中で「父親の持っているコンプレックスを受け継ぐ」というものがあったからだ。
冷静に見ると、私の自信のなさや未熟さ、そこからくる不信感や被害者意識は、この辺に根強く根を張っているようだとも思える。
それは、祖先から受け継ぐものでもあるようだ。
youtube「スピリチュアルラボ」さんの「家系のカルマの癒し方」「性のカルマを癒そう」をやらせて頂いた。
家系のカルマ解消では「相手だけが悪いことはなく、自分も同じような感情を誰かに向けている」というところが新鮮な気づきである。
そして、その負の感情(エネルギー)を光に変えて、相手にも返すというところが、いままでにない循環のように感じた。
心の奥底に滞った暗く重いものが、浄化されるには相手に向けたものも明るく軽いものに変える必要があるからだ。
このようにトラウマやカルマを解消していく。
去年からやっているのだが、こういった心のほぐしや使い方のトレーニングは、体を整えたり筋肉をつけたりするのと同じように、習慣化すると良いのではないかと思った。
このときに、大天使とか黒龍とか宇宙存在、アセンテッドマスターマスターというおとぎ話めいた用語が出てくるのが、スピリチュアルの不思議さを感じさせてしまうところである。