『ガイアの祈り、光ある愛の星にアセンション』『バシャール×坂本正道』この2冊の本は、2008年と2009年に発売されました。
もう検証できる年数は経ちました。
本当に私たちは、そんな時代に生きているのでしょうか。
私の知らない愛に満ちた世界を、体験することが出来るのでしょうか。
そういわれると、そう思えてきます。
この記事は5539文字です。
『ガイアの祈り、光ある愛の星にアセンション』(アマーリエ、2008)
〈以下1部抜粋・要約〉
まえがき
人類は20世紀後半にかけて、物質文明を科学の発展とともに追い求めてきました。
今や、この不自然な社会通念についていけない、ついていきたくない若者たちが、無気力になって、人生の目的を見出せずに苦しんでいるのです。
地球に太陽がひとつしかないように、地球を指導して守ってこられた、天上界はひとつです。
人類が地球人として目覚め、新たな使命を自覚する宇宙時代の幕開けの時が、もう目の前に迫っているのです。
宇宙中の友たちが、地球人類の飛躍の時を息を殺して見守ってくれています。
地球人同士で宇宙船地球号の中で、兄弟姉妹が殺し合う愚かなことはもうやめなくてはなりません。
陽の意識と陰の意識の役割
宇宙の根源において、陽の意識、陰の意識があると伝えられています。
陽の意識は本来が男性性というものが請け負っています。
男性においても女性においても、愛の表現体が愛の表現のベクトルが違うというだけであります。
男性の愛は、外向きに、社会を発展させ進化させていく、与えきりの愛。
太陽は光です。
光そのものです。
そして、いつも積極的に愛を与えることによって、すべてのものを含み、太陽系そのものの進化を促進しているのです。
光を放ち、周りの生きとし生けるもの一切を生かしうるという、積極的な思い、そのエネルギーが、本来の男性の中にある陽の意識なのです。
それに対する女性性というもの、それは陰と呼ばれておりますが、その愛を受け止める力。
「受容性」というのと、またあなた方の引っかかりがあるかもしれない。
エネルギーが循環するということは、あちらが与えきりの、与え尽くす愛を光を発信してきたのならば、その身を持って、男性の愛を受け入れる、受け止める、体の中に入れていく、それが本来の女性性のあり方であるのです。
それによって、陰陽からのエネルギーというものは、循環を始めるのです。
肉体から宇宙まで、創造原理はひとつ
女性性をもう少し言います。
男性の陽の意識、愛というものを受け止める。
受け止めて、自分の中に入れていったときに、それは変化をするのです。
皆様方の中に女性の意識というものを思ったときに、女性の意識を表現するのならば、水に例えるといいかと思うのです。
そして、その中に入っていった時、そこに命を吹き込みます。
そこで、男性の陽の意識の愛のエネルギーを受けて、光を受けたときに、女性の中にある命の水と出会うのです。
想像のエネルギーとして、そこに一切の創造原理が働く。
天地創造と同じ、万物を創造していく、命の育みが行われるのです。
それは、すべての物の中においてもそうなのです。
惑星を作る時、宇宙を作る時、そして、1人の女性のお腹の中に子供が宿る時、全てが同じではないでしょうか。
変換するエネルギーを持っている女性性
創造原理というのは、宇宙が星々を生み出すように、与えられた地球環境から新たな文化や文明を生み出すように、そして、新たな芸術作品が生まれていくように、女性独特の優しい、愛を育む、すべてを受け入れ、抱きしめ、新たなものを生み変えていく、本来のあなた方のエネルギーによって、触媒のように、また全然違うエネルギーを生み出していくことができるということ。
そういう変換するエネルギーを持っているのが、女性性なのです。
男性たちに対してもそうです。
完璧なものなどいないのです。
無条件で一度、男性の愛を受け止めてあげていただきたい。
子供たちを裁かないでいただきたい。
そして、あなた方の母性という愛で、抱きしめて、変容させて、勇気を与えて、本来の姿に浄めて、また飛び立たせてあげていただきたいです。
そして、その中において、新たな命が芽吹いた時、歴史でいうのならば、新たな文明のようなものが出たときに、母なる愛の中で育まれたものは、思わぬものを孵化させ、フェニックスのように大空高く飛び立つことでしょう。
私(チキハ)の感想です。
読み始めは、文体のくせのせいもあり、内容もそうですが、抵抗感がありました。
読み進めるうちに、新しい知識に喜びを感じました。
私は生命の誕生の不思議について、ほんの少し表面だけを知っていて、分かったようなつもりでいました。
海の水は、一滴でも海の水、という例えが出てきます。
生命の不思議が宇宙が星々を生み出すのと同じ、そうなると、地球が私たちの親(テラは男性性、ガイアは女性性)その意識というものもあるのかもしれません。
この分野の扉が少し開いたように思いました。
『バシャール×坂本正道』(坂本、正道、ダリル・アンカ、2009)
〈以下1部抜粋・要約〉
人類の起源
何十万年も昔、いわゆる前人類と呼ばれていた存在がこの地球に存在していました。
その前人類的存在が、別の文明を持っている、いわば異星人(アヌンナキ)たちによって遺伝子操作されて人類ができました。
太古のアヌンナキは、こと座星系、オリオン座星系にあった太古のアヌンナキの植民地がさらに進化し、プレアデスにも植民地をつくりました。
ムー、レムリア
レムリアは太平洋に広がっていましたが、アジアともつながっていました。
今のハワイの島々がある部分も、古代レムリア(ムー)の所在地の1部です。
ムーに住んでいた人々は、自然にとても近い暮らしをしていました。
テレパシーを使って暮らしていました。
ムーは最終的に地殻変動などで沈んでいったけれども、植民地があちこちにあり、その中の1部がアトランティスとして生き残った。
アトランティス
彼らは空中浮遊について理解していました。
クリスタルを振動させて、電力や光を作る方法を知っていました。
空気よりも軽い船を持っていました。
アトランティスはやがてとても軍事的になりました。
平和的な植民地的存在から、後半は軍事的な征服者に変容し始めたのです。
やがて、アトランティスの中には、多くの混乱が生じ、それが崩壊へとつながっていったのです。
そして、巨大隕石が、大西洋にぶつかったことによって、大きな津波が起き、アトランティスは沈んでしまいました。
2012年
システム崩壊、加速するポジティブ・エネルギー
社会変化、政治的変化、経済的変化、そして考え方、哲学の変化など、変化は、もう既に皆さんの社会に起きています。
その変化は、これからさらに続いていきます。
2012年とは、いわば境目です。
その加速化が進んでいくにつれて、古いシステムの崩壊のスピードもさらに加速化していくでしょう。
その一方で、新しいシステムが構築されてきていますので、古いシステムから新システムへの移管も進んでいくでしょう。
2009年の2月から2015年にかけては、いわゆるUFOサイティング、UFOを見るという事象が増加していくでしょう。
そして、2012年から2025年の間には多くのことが変化していくことでしょう。
地球生命系からの卒業
この時代、振動数をそこまで引き上げることを選択したほとんどの人は、多分再び地球に生まれ変わる事は選択しないのではないでしょう。
皆さんの時間で1000年後くらいには、もはや誰も地球上に人として生まれ変わることはなくなるでしょう。
そして、別の生命体が様々なことを学ぶために、地球を学び舎として使うようになるでしょう。
パラレル・アース
もう一つの地球へのシフト
準備できた人々は、自分たちの高い振動数をより反映しているもう一つの地球で生活するようになり、肉体を持った残りの人生をその地球で過ごすでしょう。
しかし、一方、別の地球はある意味では依然として存在し、より低い振動数の人々はそこに存在しているのです。
世界は変わってはいないのです。
すでにそのような状態であったもう一つの地球に、あなたが他の人たちと一緒にシフトしたのです。
「ひとつなるもの」の視点、個人としてのあなた
経験はリアルなのです。
経験はリアルなのですが、イメージは投影に過ぎない、ということです。
わかりますか。
すべての創造において、存在しているのはただひとつなのです。
あなたが自分自身を1人の個人として認識するときにも、実はあなたは「ひとつなるもの」そのものであり、それが自分自身をある見方、ある特定の視点から見ているのに過ぎません。
そして、その特定の視点こそが、個人としてのあなたを表しているのです。
あなたは今、多くの鏡に囲まれている部屋の中央に立っているとします。
そのとき、鏡に映し出されている一つひとつのイメージ、それぞれの鏡を、別々の個人とみなすことができます。
「ひとつなるもの」の視点から見ると、そんなふうに見えるのです。
つまり、「ひとつなるもの」は、自分自身を無限の数の反映、映像、投影として経験しているのです。
そして、投影自体も自らを自律的な個人個人であると認識しているのです。
唯一のリアル、「経験」とは?
「ひとつなるもの」、「大いなるすべて」という存在が、自分自身を経験しているのです。
「ひとつなるもの」が自分自身を経験する方法は無限にあります。
「ひとつなるもの」は、様々な経験をすることによって自分自身を知ることができるのです。
あなたが持っている、学びたい、もっと知りたいという切なる思い、求める気持ちは、「ひとつなるもの」がありとあらゆる方法で自分自身を知りたいと強く願っている気持ちなのです。
悟り、エンライトンメントを経験したければ、あなた自身が明るくなる、軽くなることが大切です。
笑うことは、あなたの振動数を上げてくれます。
人間関係
シンクロする真実の関係性
人間関係において、お互いができる限り、本来の自分でいられることを目的として、付き合うとき、人々が調和的にシンクロして動き始めるので、1人の人が何かを望むタイミングは、相手の人が何かを必要とするタイミングとぴったり合うことでしょう。
真実の関係性といえる人間関係は共時性を持っています。
もう一度、区切って話しましょう。
人間関係の目的とは、お互いが相手の人(人々)を反映しあい、相手が最大限に本来の自分になれるように助け合うことです。
過去世がらみのトラウマ対処法
ここでもまず最初の段階は、その状況に対して自分がどのように反応するかを観察することです。
あなたはポジティブな反応の仕方をしますか。
それともネガティブな反応の仕方をしますか。
そして、次のような問いかけをすることです。
私がこのような反応をしてしまったということは、私は何が真実だと信じているのだろうか。
どのような信念を持っているのだろうか。
第4密度に広がる世界
将来の第4の密度とは、シンクロニシティの生活であり、ワクワクの生活、創造性、そして喜びの生活です。
2032年から2050年の間には、それらの時代の兆しが見えてくるでしょう。
付記〈坂本〉
結局、恐怖のもとにあるのは「自分が生き残れない」ということなんですね。つまり、死んでしまうとうことに対する恐怖が、すべてのもとにある。
すべての恐怖は、自分が存在できなくなってしまう、ということに対する恐れ、サバイバル競争のようなものの中で自分が生き残れないことに対する恐れですね。
意識の状態「フォーカス・レベル」
モンローは「フォーカス・レベル、」という言い方で意識の状態のレベルを番号で表しています。
自分(意識)が物質的な世界からどれだけ離れたかを示す目安みたいなものですね。
先ほどバシャールは、地球の周りに宇宙船でポジションをとって、変化を起こすバランスを取るためのエネルギー的な手助けをしている、というようなことを言っていましたよね。
宇宙船や宇宙人はもっと上のフォーカス35にたくさんいるんですが、このフォーカス21という物質世界と非物質世界の境界線域にもたくさん宇宙人が来ているんですよ。
フォーカス21を超えて番号が大きくなってくると、本当に非物質世界。
人間は通常フォーカス27まで来ると、そこで次の輪廻の準備をして、しばらくして生まれ変わってきます。
「地球でまた輪廻するんじゃなくて、上に行くという選択肢があるんだ」と気づくかどうか。
私(チキハ)の感想です。
パラレルワールドとか、直線的な時間は本来存在しないということは、聞いたことがあります。
わかろうと思っても、なかなか実感にたどり着けない感じでした。
この中にあったように、自分が部屋の中心にいて、周りに鏡がたくさんある状況という説明に、合点がいきました。
それが、私の幻影であり、真実と思う信念であるということですね。
時々、びっくりするような、美しい自分を幻影で見るんですけど、そっと、そのままにしておきます(アラ還お姐夢見がち、、、)。
男性性ありがとう。