ユタカ2イキルオテツダイ

ほんの少しずつ、ゆたかになってゆきましょう

アーユルヴェーダが教えるこころとからだの磨き方

『アーユルヴェーダが教えるこころとからだの磨き方』(アカリ・リッピー、2022)

 

アーユルヴェーダとは、約5000年前のインド発祥の医学です。

一人ひとりの体質に合わせ、最も効率的なアプローチをするというもの。

私が試してみたいと思うものをピックアップしています。

 

アーユルヴェーダ式リセット

舌磨き

舌についている白っぽい汚れを舌苔と言いますが、舌苔が多くたまっている時は、消化管の中に「体内で消化がうまくいかずに残った毒素」があることを示しています。

「タングスクレーパー」で舌の表面に浮いた舌苔を3〜4回、こすり取ります。

デトックスに非常に効果的です。

舌磨きの後に、コップ一杯の白湯を飲み、体を温め毒素を排出します。

オイルうがい

「太白ごま油」を100℃で10分加熱して冷ましたものを使います。

このキュアリングはしなくても問題ありません。

口の中に含み数分間口に含んだままにします。

デドックス効果、喉、唇、髪、肌などのアンチエイジング効果が期待できます。

このオイルはココナッツオイルでも代用できます。

マッサージオイルとしても優秀です。

祈りのポーズ

祈りのポーズとは手のひらを合わせる、合掌のポーズです。

祈りには、「自分の欲を満たすための祈り」と「他者の幸福を祈る」、利他的な祈りがあると思いますが、アーユルヴェーダが勧める祈りは利他的な祈りです。

利他的な祈りをすると、心身共に若返ると言われています。

 

心を整える

非暴力

いかなる場面や、いかなる時でも、まわりの人や友人、家族、同僚、小さな生き物から大きな動物まで、生き物を傷つけるようなことをしない。

物理的な暴力の他に、人を傷つけるような言葉のことも暴力とみなします。

他人や自分を悲しい気持ちにさせる言葉や冷たい視線、陰口、悪口、これらもすべて慎むべきです。

相手が剣を抜いたら、別次元にワープする。

そもそも、自分に敵意を持った人と冷静に話そうと思っても、聞く耳を持ってもらえることは滅多にありません。

ですので、相手がケンカ腰だったり、ちょっと機嫌が悪いようであったら、真に受けず、自分の目の前に透明なバリアをつくるイメージで、「私は、あなたの怒りのエネルギーを受け取りません」と、心の中でつぶやくと良いです。

そして敵意を持っている相手を地上に置いておいて、自分はスーッと空に飛んで、上から見守るようなイメージをすること。

相手と別次元に飛んで、離れたところから観察しながら、「あなたが、また心地良い気分にすぐに戻れることを心から祈ります」と相手のことを想って、心の中で唱えます。

 

食事は薬にもなり、毒にもなる

適切なものを食べれば、日常の食事も薬として働き、不調を改善し、健康を増進する。

一方、体に合わない食事や、消化力に見合わない食事は毒となるということです。

自分にとって必要な食べ物というのは、その瞬間ごとに、その人自身の内面の状態によって決まります。

 

体質(プラクルティ)診断

人間の体を自然環境に見立てる

プラクルティの理論を理解するには、自然の一部である人間と自然の間で、「エネルギー交換している」ということをまず理解しなければいけません。

たとえば、野菜は、土、光、水のエネルギーを取り入れています。

すると、野菜を食べた人間にそのエネルギーが入ったことになります。

食べ物は消化され、運動エネルギーとして発散されたり、水分などとして出されます。

排泄物は土となり、水分は雨となり………というように、自然と人間の間でエネルギー交換が絶え間なく行われているのです。

このことをアーユルヴェーダでは、「宇宙と人間は同じである」「宇宙と人間の間でエネルギー交換をしている」と言います。

そしてこの、風・火・水などのエネルギーが生まれた時に「どんなバランスだったのか」によって、生まれつきの性質が決定されます。

 

私(チキハ)の感想です。

占星術でもそうだったのですが、私はここでも水の性質であることがわかりました。

水と土の要素が多い人はアザラシタイプと言うようです。

他は、鳥タイプ、虎タイプ、宇宙人タイプ、それらの複合タイプがあります。

食事や生活で気を付けたいところは、図星でした。

乳製品、白砂糖、精製小麦をとらない。

一日三食をしない。

これ、一人暮らしをしてからいろいろ試して、体調が良くなっているので続けていることなんですよね。

万人にあてはまるのだと思っていました。

昼寝をしない。

これは、ギクッとしました。

休みの日は一日中家にいるとか、寝てるとか、書いてあるけど、やってます。

だって、私の座右の銘は「がんばらない」であるからして。

体力があるので、だるくなるって書いてある、ナルホド。

休日も早く起きて、汗をかくまで運動………ナルホド。

この本の中にある幸福の定義「思考と行動の一致」って難しいっすねー。

でも、大人だからすぐできちゃう。

やる気は訪れる、きっとそのうち、そうしたらまた考えよう、いいね、という思考と行動の一致法を持っているのだ。

今日のハッピーは、生クリームたっぷりアイスクリームたっぷりのパフェを作ってぇ、おなか一杯食べる、けど2杯が限度かも、ウン、ということを本当に断固として決行する日である。

今日は、すーっと空に飛んで、観察し「あなたが冷静になることを祈ります」と上から温かい目で見守りたい。