ユタカ2イキルオテツダイ

ほんの少しずつ、ゆたかになってゆきましょう

大阪万博と大阪観光

f:id:chicken-heartdesu:20250522164422j:image

ヴィーガンのキッチンカーで、餃子を食べた。

黄色、緑、赤、ピンクの4色でそれは「しそ」とか「カボチャ」の色だった。

もっちりして旨い。

タンメンと胡麻団子を追加で食べた。

全部で2900円。

息子に美味しいもの食べておいでと一万円もらったので、その報告をかねて書いている。

これまでのところ、羽田空港の「芋きん」「焼き芋ソフト」で572円。

コンビニで買った「サク山チョコ次郎」181円。

これから「万博サウナ」に入るのだ。

まだ時間があるので、周りを見ていた。

目の前の熟年カップルは、仲が良い、どんな関係なのだろうか。

団体が多い、小中高だ。

夏日なのだが、地面に座る。

あまり見かけない、素直な可愛いすれてない女子高生を見た。

印象に残る。

まだ幼い男の子が、ベビーカーに乗ってハンバガーにかぶりついている。

よっぽどお腹が空いていたのだ。

目で追ってしまう。

万博サウナは、期待値が高い。

前情報では、五感を刺激して、生まれ変わってしまう未来のサウナなのだ。

だが、入ると一気に気持ちが下がる。

小さい。

サウナ室も、水風呂も、小さい。

女性だけだと思っていたが、違う(水着着用)。

座ると横の人が、3センチほどの近距離なのだ。

人の体温や体臭、知らない人達の。

いや、まだまだこれからである。

私は、案内役のお姉さんの誘導に耳を傾けながら下を向いていた。

スピーカーから流れる音や誘導に集中した。

「雨が振ります」

見ると、お姉さんが懸命に容器から雨を降らせてくれている。

うちわで熱風を仰いだり、してくれている。

私は意識を妄想に集中させる。

没入は、日頃の瞑想で養っているのだから、できるはずだ。

外気浴は気持ち良かった。

世界初の半透明の素材は、明るくて開放感がある。

帰りの更衣室では、大阪の大お姉さんとおしゃべりをした。

外で待っている旦那に「すっごく良かったよって」言うのだと笑った。

私は「あぁ、素晴らしいな」と思った。

誰かと来ると、こうして体験は語られるのだ。

マルタ共和国館でなにか食べようと思っていた。

ツナがはさまったパリパリしたパンを食べた。

700円くらい。

オリーブとトマトペーストとイタリアンパセリが入っていて、スパイスが独特だ。

パンも気泡が大きく弾力がある。

しかも、噛み切りやすく食べやすい、旨い。

ウサギのスパを食べたいと思っていたのに忘れた。

フードトラックの唐揚げ700円、淡路島藻塩ポテト700円。

塩でポテトがこんなに旨くなるのかと小さいショックを覚える。

すごく人が多くなってきた。

コモンズD(アフリカ等)の周りは、外国人が多い。

バッグを前に持つように注意書きがある。

素朴でダイナミックな彫刻や、絵に惹かれる。

なぜだろう。

ずっと気になっていた。

日が沈みかける頃、海ではショーが始まる。

大きな額ぶちの中に滴る水で面を作り、そこにアニメが映される。

両端は噴水に投映される。

光のビームは躍動感がある。

炎が水から噴き上がり、迫力が増す。

大屋根リングを利用したライトアップは壮大だ。

その上にいる人がミニチュアみたいに見える。

全体的に、あてられた感がすごかった。

夜まで人が多くて、祭りなのだなぁと思った。

しかし、熱を感じない。

ホテルで、考えてた。

近未来にはロボットが活躍するのだ。

それを゙パビリオンで見て、人が取り残されているように感じたのかもしれなかった。

技術を見るのが主なのだから、それでもいいのだろう。

次の日は、「なんばグランド花月」を見に行った。

こんなに笑わせるプロ集団がいることが、大阪の強みだ。

初めてのなんば駅は、アジアの風が吹いていた。

「千とせ」で肉すいうどん800円。

ソウルフードみたいな素朴さで、かつお出汁がいい、旨い。

大阪城を見て、粉ものを食べた、650円、旨い。

大阪はハズレが無いのだろうか、と目をしばつかせる。

大阪城観光の8割は外国人だった。

コンビニや接客で多くの若い外国人が、一生懸命に働いていた。

アパホテルも一生懸命だった。

伝染度高い。

大阪証券取引所、三井住友銀行大阪本店辺りを歩いた。

建物の立派さ、大阪城の隙間の無い石垣が脳裏をよぎる。

徒歩圏内にこれらがあるのだ。

江戸時代の先物取引の発祥の地、堂島取引所を見たかったが、歩き疲れたのでやめた。

私にとっては、海外旅行みたいだった。