1日1行で、その日に触れたものを記録している。
4月の終わりに、いくつかを選んで並べてみたら、
自分でも少し気恥ずかしいくらい、そのままの感じが出ていた。
でも、今の自分としては、これがいちばん素直だと思う。
そのまま、置いてみます。
枝に触れた瞬間
その人は
片腕をたらして
すごい速さで
跳ぶように
土の上を走っていた
まだ日がのぼる前
少し人間っぽくなくて
日曜の8時
精悍な顔つきの青年とすれ違い
通り過ぎてから
同じフォームだった
春菊の、黄色い花が
きれいに咲いている
匂いを嗅いだら
ぐっとなった
窓の外に、丸いスズメが
木の枝にくちばしを擦り付けていた
すぐそばに
もう一羽が来て
可愛らしいなぁ
ふと我に帰ると、
私はすごく穏やかな表情を
さらしていた
世界に触れた詩を書き
台所に立つ
潤ってる