ユタカ2イキルオテツダイ

身体ワークや音声で、内側に戻る体験を届けています

なぜ「整えないワーク」を作ったのか

体を整えようとすることは、
これまでいろいろやってきた。

 

背骨の調整や、
股関節をゆるめる動き、
ヨガのポーズ。

 

やれば変わる、というのはわかっているし、
実際に変化も感じてきた。

 

でもあるとき、少し違う感覚に気づいた。

 

何もしていないときでも、
体の中ではずっと何かが動いている。

 

調整しようとしなくても、
すでに調整され続けているような感じ。

 

それに気づいたとき、

「整える必要がない状態があるのかもしれない」
と思った。

 

腰のあたりに、
ラグビーボールのような形を感じることがあった。

 

黒っぽくて、密度があるのに、重さはない。

 

中は空洞のようで、
でも何かが詰まっているような感覚。

 

さらによく見ると、
その中に層のようなものがあった。

 

木の年輪のような、
中心に向かって集まるような構造。

 

片足で立ってみると、

左右でその動きが違うことにも気づいた。

 

ある側は揺れながら細かく調整していて、
もう一方はほとんど動かずに安定している。

 

最初は「歪みなのかな」とも思ったけれど、

見ているうちに、
それは“問題”というより、

体がバランスを取ろうとしている
動きそのもののように感じられた。

 

そして不思議なことに、

それを「変えよう」とせず、
ただ見ているだけで、

立ちやすさが変わったり、
重心が自然に移動したりすることがあった。

 

整えたわけではないのに、
結果的に整っていくような感覚。

 

もしかすると体は、

外から調整しなくても、
気づかれることで動きやすくなるのかもしれない。

 

そう思って作ったのが、

何も変えないための時間」ワーク

何かをするための時間ではなくて、

すでに起きていることに
少し気づくだけの時間。

 

それだけで、

変わり始めることもある。