ユタカ2イキルオテツダイ

身体ワークや音声で、内側に戻る体験を届けています

私が場になるとき

影響される側から、場になる側へ

人と関わるとき、
なぜこんなにも疲れてしまうのか。

 

それは、相手の感情や空気を、
そのまま受け取ってしまうからです。

 

特に、怒りや苛立ちのような強い感情は、
言葉になっていなくても伝わってきます。

そして気づかないうちに、
自分のリズムが崩れてしまう。

 

このワークは、
その状態から抜けるためのものです。

 

相手を変えるのではなく、
自分の在り方を整えることで、
関係や空気の感じ方を変えていきます。


01・02からの続きとして

ここまでで、

・内なる指導者をイメージする
・必要なときに思い出す

ということをやってきました。

 

03では、それを一歩進めて、

実際の場面で使える状態にする

ことをやっていきます。


ステップ1:指導者を前に出す

まず、内なる指導者を
自分の少し前に立たせます。

 

距離は2〜3歩先くらい。
大きさは、自分と同じくらい。

 

背中はこちらに向けたままで大丈夫です。

 

このときの感覚は、

「この人が前にいる」

それだけで十分です。


ステップ2:一瞬だけ重なる

 

人と関わる瞬間だけ、
指導者と自分の体が、少し重なるイメージを持ちます。

 

完全に一体になる必要はありません。

 

ほんの一瞬、
背中が重なるような感覚で大丈夫です。

 

これによって、
直接受けていた刺激にクッションが生まれます。


ステップ3:少しだけ、ほどける

 

ここが、このワークのいちばん大切な部分です。

 

何かを広げようとしなくていい。
場を作ろうとしなくていい。

 

ただ、

少しだけ、ほどける。


人は普段、
「ここまでが自分」という輪郭を持っています。

 

それは安心のためでもあり、
同時に緊張でもあります。

 

指導者と重なったあと、
その輪郭がほんの少しだけ曖昧になるのを許します。


・体の外側がふわっとする
・境界が少しにじむ
・でも自分はちゃんとある


そのくらいで大丈夫です。


何もしない

この状態で、

相手を変えようとしない。
空気を操作しようとしない。

ただ、そのままでいる。

 

すると、気づかないうちに、
自分と周りの間に「余白」が生まれます。

その余白が、
結果的に「場」として働きはじめます。


よくあるズレ

このワークで起きやすいズレがあります。


・うまくやろうとする
・強くやろうとする
・場をコントロールしようとする


こうすると、逆に崩れます。


このワークは、

「何かをする」ものではなく、
「そうなっていく」ものです。


日常での使い方

たとえば、

・イライラしている人が近くにいるとき
・無視されたり、嫌な態度を取られたとき
・空気が重いと感じたとき


その瞬間に、

指導者を前に出す。
一瞬重なる。
少しだけほどける。


それだけです。最後に

感じる力が強い人ほど、
人や場の影響を受けやすい。

 

でも同時に、

場を整える力も持っています。


このワークは、

優しさを失わずに、
消耗しないためのものです。


うまくできているかどうかは、
気にしなくて大丈夫です。

 

少しずつ、自然に変わっていきます。

 

こちらで公開しています。

内なる導き03/私が場になるとき