最近つくっているワークの中で、少し面白い変化があった。
背中は床に支えられていて、いる。
そのままじっとしていると、胸の奥にごくかすかな振動が生まれてくる。
それは強い衝動ではなくて、
どこか遠くから届いて、内側が静かに応えているような感覚。
今回興味深かったのは、そこに「外の気配」が自然に入ってきたこと。
風の音や、人の声や、子どもたちの気配。
それらを“聞こうとする”のではなく、
ただそこにあるものとして感じていると、
内側の振動と外の気配が、
どこかでにじむように重なっていく。
その感じが、どこか懐かしかった。
昔の日本の、少しゆるやかな時間の流れや、
きっちりしすぎていない日常の空気。
整っていないものも含めて、
なんとなく共存していたような感覚。
最近よく言われる「和」とか「調和」とも少し違って、
もっと自然に溶けていくようなもの。
自分を強く主張するでもなく、
かといって消えるわけでもなく、
ただ、その場ににじんでいるような在り方。
今回のワークは、
そういう感覚に少し近づいている気がしている。
まだ途中だけれど、
「作る」というより、
すでにあるものを見つけている感じがある。