ユタカ2イキルオテツダイ

ほんの少しずつ、ゆたかになってゆきましょう

13話 日体大アメフト部、監督の免職と理事長の謝罪

テレビでは、日大アメフト部選手が悪質な反則をし、相手の選手にケガを負わせたことを、連日報道していました。 選手の「監督、コーチより指示があった」とする発言と、監督側の「指示はしていない。あれは生徒がそう受け取ってしまった」 とする発言の食い…

12話 不登校の弟を持つ化学の先生

6月6日 学校の自動販売機でコーヒーを買って、渡り廊下を通ると、若い女の人が私を呼び止めました。金ちゃんの化学の先生でした。 金ちゃんが早退した日、体育館で犬山先生と話した後で、 職員室に担任が居なかったので、化学の先生にそれまでのいきさつと…

11話 体育教師と面接、精神科について語る副校長

5月11日 昨日、校長より電話がありました。 「犬山先生は『登校できなくなるとは考えたくない。毎日、金ちゃんの事は考えている』と言っています。私も理想ですが、本人と会って仲直りできればと。お母さん、犬山先生と会ってもらえませんか」 「会いたく…

10話 教育委員を説得

5月9日 教育委員会の木村さんに「子どもSOS」で聞いた話をしました。 「校長はいじめとは思っていない、と言いますが、子どもSOSでは逆に『いじめの定義を知っていますか』と言われました。 『嘆願書を持って、教育委員会に行ってください。どうしたら…

9話 味方あらわる、子供SOS

5月8日 私は、教育委員会に電話する前に、考えをまとめようと今までのやりとりを書いてみました。 いじめの重大事態であることを学校、教育委員会ご報告してから、2ヵ月になろうとしています。 子供は学校に行こうとすると腹痛が起こり、やはりお休みをす…