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ほんの少しずつ、ゆたかになってゆきましょう

金融の本-【金融などの棚にある本】

金融暴落!グレートリセットに備えよ

『金融暴落!グレートリセットに備えよ』(岩永憲治、2023) <以下1部抜粋・要約> 繰り返される歴史 バーチャルからリアルへと引き戻される ここまで何度も申し上げてきた通り、史上最大にして、最後のバブルが弾けるのは、2024年11月の大統領選挙の前後2…

NFTとは何か?

『デジタル資産投資NFTがよくわかる本』(村松雄太、2022) <以下1部抜粋・要約> エヌエフティーの基礎知識 NFTとは何か? NFT はNon-Fungible Token の略で、日本語では、非代替性トークンといいます。 ブロックチェーン(情報を記録するデータベース、技…

通貨に価値は必要なのか

『キャッシュレス経済』(川野祐司、2018) <以下一部抜粋・要約> 「おかね」とは何か 本書の結論は、「通貨とは購買力を表す記号である」と極めてシンプルだ。 通貨の機能 通貨には、計算単位、流通手段、価値保存の3つの機能があると言われている。 3つ…

貴金属か、マイニングか、はたまた、みんなが信頼するのは何でしょう

『仮想通貨の本当のところ』(尾河眞樹、2018) <以下一部抜粋・要約> ブロックチェーンと様々な仮想通貨 ブロックチェーンには「パブリック型」のほかに、「コンソーシアム型」と「プライベート型」が存在します。 パブリック型は、これまで見てきた通り…

仮想通貨の税金の話

『だいたい3分でわかる仮想通貨の税金の話』(大見光男、2018) <以下一部抜粋・要約> 売却、決済、アルトコイン購入…基本的に何をしても税金がかかる 仮想通貨が取引で、税金が発生するタイミングは、その仮想通貨を手放して利益が出た時です。 売却でも…

いまさら聞けないビットコインとブロックチェーン

『いまさら聞けないビットコインとブロックチェーン』(大塚雄介、2017) <以下一部抜粋・要約> センターマーケットがないナスダック方式 取引所と名前がついていますが、ビットコインには、「東京証券取引所」「ニューヨーク証券取引所」のようなリアルな…

ビットコインで世界史が変わる

『ビットコインは「金貨」になる』(石角完爾、2017) <以下一部抜粋・要約> ビットコインの登場で世界史が変わる 「Distributed Ledger Technology」とは何か? 本論のビットコインの基礎になるブロックチェーン技術をもとにした、最先端の金融工学(フィ…

難民支援にイーサリアム

『5000円で始める仮想通貨投資入門』(上野義治、2017) <以下一部抜粋・要約> ビットコインが広がる理由 「ビットコインとは中央機関を介さずにP2P(個人間)取引きできる」というお話をしましたが、ビットコインにはさらに優れた特徴があります。 「24時…

中央銀行発行の暗号通貨

『デジタル円』(井上哲也、2020) <以下一部抜粋・要約> なぜいま「デジタル円」なのか デジタル時代に即した支払いや決済手段の提供 現在、家計や企業が「キャッシュレス」で支払いや決済を行う上で使用できる手段は、さきに見たように銀行預金や、それ…

シン・ニホン

シン・ニホン(安宅和人、2020 ) <以下一部抜粋・要約> 自分を取り巻く現実を直視しないのは人の常だが、それにしても、この世の中の変化と意味合いをファクト(事実)に基づき、全体感を持って語る建設的な議論はとても少ない。 現代の経済のルールや知…

金利があがるとどうなるの、日本はどうする

『ツーカとゼイキン』(明石順平、2020) お金を増やしたい心理は、国も個人も同じだった。 <以下一部抜粋・要約> 通貨は価値の交換物にすぎない 本書を読んで、人類がいつの時代のどこの国でも「通貨を増やしたい」という欲望に逆らえなかったということ…

教養としての決済

『教養としての決済』(ゴットフリート・レイブラント/ナターシャ・デ・テラン、2022) 私は、決済について深く考えたことはありませんでした。 電子決済をすることが当たり前になったこのごろですが、なぜ手数料が引かれないのか、誰がそのシステムを保つ…

悪者は誰なのか

『ダボスマン』(ピーター・S・グッドマン、2022) スイスのダボスで例年行われる世界経済フォーラム総会(通称ダボス会議)に集う、名だたる億万長者たちの呼称。 40年ほどの間に、世界の億万長者と、私たちの間には、大きな格差が生じてしまった。 日本…

危ないのは、政府側っすわ【ホラーシナリオ】

『「通貨」はこれからどうなるのか』(浜矩子、2012) 日本は、対外純資産で世界一だと聞きます。 政府が持っているだけではなくて、民間も含まれます。 内訳は、海外の株式、不動産、債券などです。 ここ数年、各国は財政が厳しい状況が続いています。 もし…

インドネシアが選ばれるには理由がある【運転手付きの車にお手伝いさん、それだけではないのだ】

『インドネシアが選ばれるには理由がある』(茂木正朗、2012) 日常的には、ほとんど話題に上らないインドネシアです。 しかし、執筆当時の調査では、世界一の親日国なのです。 <以下一部抜粋・要約> インドネシア人とは インドネシアは、国民の88%がイス…

池上彰のアフリカビジネス入門

『池上彰のアフリカビジネス入門』(池上彰、2013) これからはアフリカに注目、というのは聞いたことがあります。 この本を読むと、一言でアフリカと言っても、その土地に住む人たちの環境は実に様々であることがわかります。 <以下一部抜粋・要約> 世界…

ベトナム進出【自分の中で錆びついていた心の優しさが、さざ波の立つようにして生き返ってくる】

『ベトナム進出 完全ガイド』(会川精司、2008) 「ベトナムは中国プラスワンとして期待され、中国に代わる重要な生産拠点の国。日本の戦略的パートナー」 と書かれています。ベトナムは社会主義共和国です。 ベトナム外務省をのぞいてみると「2020年は、近…

クラウドファンディング入門

『クラウドファンディング入門』(丸山隆平、2018) 「本書は「フィンテック」の中の一大分野である「クラウドファンディング」について企業数で日本全体の99%を超える中小企業経営者の方々を対象に解説したものである」とあります。 銀行など金融機関の審査…

中小企業のアジアビジネス

『だから中小企業のアジアビジネスは失敗する』(近藤昇、2013) 日本人が農業から離れてしまっていることは、よく聞きます。 アジアで農業を展開している日本人は、環境に配慮した方法を行っているというのが新鮮でした。 急速な経済発展をしているアジア諸…

海外大型M&A 大失敗の内幕【よく知らないで手を出すと痛い目を見る】

「海外大型M&A大失敗の内幕」(有森隆、2015) この本は大企業の大型買収での失敗例を書いています。 日本人の伝統的な経営は企業を自分のもの、育てるもの、のように捉えますが、海外では企業を売るために起業するという発想があります。 欧米では企業は売…

既得権益を壊すものはなに?

『円安待望論の罠』(野口悠紀雄、2016) 2022年の3〜4月に値上げを予定している企業が多いです。 岸田内閣は賃上げを企業に要請しています。 いまの物価は指標から見るとそれほど高くはありませんので、日銀はまだ利上げに言及していません。 アメリカは、…

中国ビジネスはネーミングで決まる【非政治化社会の訪れ】

『中国ビジネスはネーミングで決まる』(莫邦富、2008) 普段なかなか深掘りしない中国の漢字です。 しかしもっと知りたいという欲求もあります。 上海生まれで日本語学科卒の著者の話はとても面白かったです。 「中国ビジネスに関する企業のブランド戦略、…

チャイナハラスメント【隣人は神経症?】

『チャイナハラスメント』(松原郁久、2015) 私はこの本を読んでいて思うことが一つありました。 著者は中国ビジネスとの経験は30年で、駐在は7年あります。 中国人から見ると日本人は与しやすいのだと言います。 私が思った事は、中国を大きな一つの人格を…

べース オブ ピラミッド【貧困層ビジネス】

『BOP超巨大市場をどう攻略するか』(小林慎和・高田広太郎・山下達朗・ 伊部和晃、2011) 一日1ドル以下で暮らす貧困層って皆さんどんなイメージを持ちますか。 私が思い浮かべるのは、広告などに出てくるアフリカの光景です。 水をバケツで汲み、子供たち…

中国関連企業には注意

『中国と戦う時が来た日本』(渡邉哲也、2021) このように書いています。 日本の日米の経済安全保障で、中国ビジネスは崩壊へ! 楽天、LINE、ユニクロ、無印良品、パナソニック… 中国と提携する企業に迫る致命的リスク、 「アメリカ2021年 戦略的競争法」が…

穏やかな仏教徒「ミャンマー人」日本との絆

『 ミャンマーに世界が押し寄せる30の理由 』(松下英樹、2013) 2021年の2月にミャンマーで軍がクーデターを起こしました。 NHK の記事はこのように書いています。 2020年11月の 選挙で 、アウン・サン・スー・チー氏率いる国民民主連盟が圧勝したが、軍は…

家族優先の「カンボジア」 仕事優先の「日本」

『カンボジアビジネス最新事情』(宮内敬司、2011) 皆さんカンボジアというとどんな印象をお持ちですか。 私が思い浮かべるのはテレビの中の映像です。 地雷を踏んでしまった人や撤去するところです。 たくましく復興している姿は放送されませんでした。 検…

女性だけのオンラインビジネスに商機【イスラム圏】

『イスラム圏でビジネスを成功させる47の流儀』(佐々木良昭、2013) 今アフガニスタンではタリバン(イスラム教の組織)が政権(アメリカ側)を奪い取ったことがニュースになっています。 「デモを阻止するためにタリバンが銃を発砲した」と民族衣装を身にま…

約束はできたら守る「欧州人」と約束は必ず守る「日本人」

『ヨーロッパで勝つ!ビジネス成功術』(塚谷泰生、2018) ヨーロッパで売れるはずの日本の商品やサービスはたくさんあるのに、なぜ売れないのでしょうか。 日本食レストランで成功しているのは中国人やユダヤ人です。 それは、マーケティングをせずに自分た…

だまされるなと中国人、だますよりだまされた方がましと日本人

『孫子がわかれば、中国がわかる』(杉之尾宜生/西田陽一、2013) 島国で生まれ育った日本人は、海外の常識を知らないと思いました。 中国は何千年もの間、権力者たちの闘争が繰り広げられているという話を聞きます。 『孫子』が孫武によって書かれたのはお…