ユタカ2イキルオテツダイ

ほんの少しずつ、ゆたかになってゆきましょう

経済の本

上位1パーセントは、0.1パーセントも含まれる、0.00001パーセントも【庶民にはわからん経済倫理】

『世界の99%を貧困にする経済』(ジョセフ・ E ・スティグリッツ、2012) 経済ニュースでは見えてこない内容です。 問題は、経済よりも、政治なんですって。 <以下一部抜粋・要約> 日本の読者へ 日本人は繁栄を幅広く共有できたのか 不平等はグローバルな…

政策で食料自給率を高めることができないなら

『それでも百姓になりたい!』(今関知良、2000) 著者は、脱サラで農家になりました。 実際のところ、農業で暮らしていけるのでしょうか。 本書はその疑問に答えます。 「農水省のデータでは、土地を持っている農業者1人の年収が90万円を下回っている」と書…

資本主義は、国によってちがう【アメリカ資本主義を取り戻せ】

『人々のための資本主義』(ルイジ・ジンガレス、2013) 著者はイタリア生まれですが、イタリアに嫌気がさして、アメリカへ渡りました。 イタリアでは、実力ではなく、クローニー(縁故)が出世の鍵だからです。 しかし、実力主義、自由の国アメリカは、変わ…

言語と貨幣は、同じだ

『書物と貨幣の五千年史』(永田希、2021) 世界最初の書物は、税の記録だった。 <以下一部抜粋・要約> 『資本論』における時間 思想家で哲学者のカール・マルクスは『資本論』を、商品と貨幣について語ることから開始しています。 産業革命の直中、近代文…

民度の上に経済がのる地域社会

『使える経済書100冊』(池田信夫、2010) 「経済書読み」のプロが厳選した、経済書の解説本です。 ありがてえっ。 『資本論』は専門家でさえ、完読している人は一握りだとか。 そんなん、あたしによめるはずないよね。 <以下一部抜粋・要約> 『哲学する民…

資本主義じゃない、共産主義じゃない【ゼロ地点に立つススメ】

『資本主義に出口はあるか』(荒谷大輔、2019) 私たちがいま生きている「この社会」は、ロックとルソーの思想の上に建っています。 その思想の大前提は、デカルトの「我思う故に我あり」です。 筆者は、その大前提を、疑います。 土台を崩したら、建物が崩…

コロナ後の日本経済【須田慎一郎】

『コロナ後の日本経済』(須田慎一郎、2020) コロナ後の世界はコロナ前とは違うでしょう。 これまでも日本は構造改革を先延ばししてきました。 問題がコロナによってあらわになってきています。 著者は変革のチャンスだと言います。 大きく変革をとげること…

地球の変わり目、それとも終わり?

『「AI資本主義」は人類を救えるか』(中谷巌、2018) 人工知能(AI)が人類の知能を超える日も近いです。私よりも私のことをよく知っています(YouTubeとかアマゾンでおすすめに出てくる)。データで解析をするから客観的にわかっています(精度はモノによ…

どうなっちゃうの日本の借金【現代貨幣理論】

『MMT(現代貨幣理論)とは何か』(島倉原、2019 ) 日本は国債(お金を借りたので、少し多めに返しますという証書)を大量に発行している国です。 その額はGDP(日本国内でつくられた、モノやサービス)の2倍を超えています。 2020年はコロナの影響もあり、…

資本の民主化は人々を救済する

『金融は人類に何をもたらしたか』(フランクリン・アレン/グレン・ヤーゴ、2014 藤野直明 監訳、空閑裕美子 訳) この本のキーワードを簡単に説明しておきます(出どころは、色々)。 金融とは 金銭のやりとりを指すこと イノベーションとは 物事の「新機…

全てのひとを政治的にも社会的にも平等に扱う国が豊かであった

『格差と不安定のグローバル経済学』(ジェームズ・K・ガルブレイス、訳 塚原康博/鈴木賢志/馬場正弘/鎌田亨、2014) 著者は、主流派経済学者とは一線を画する立場をとっています。 実証分析(統計的なデータで検証する)を用い独自の視点をもちます。 結果…

なんであんなに優秀な連中が貧乏なの

『スモール イズ ビューティフル 再論』(E.F.シューマッハ 訳 酒井 懋、2000) ほっといたらお前らだってそうなるんだぞ、ってスミマセン。誰か(私の中の)がそう言ってたもんで。 なぜこんなに生きるのがくるしいのでしょうか。 この本の中で気になった内容は…

人々が幅広く繁栄を分かち合うように設計された市場か

『最後の資本主義』(ロバート・B・ライシュ、訳 雨宮寛/今井章子、2016) 1950年代から60年代にかけてのアメリカで、子供時代を過ごした筆者は貧しいと感じたことは一度もなかったという。 ところが今は一部のエリートだけが裕福になり格差は広がるばかりだ…

自由市場主義を超えて

『ショック-ドクトリン』(ナオミ-クライン、2011) 表紙の内側にこう書いてあります。 本書は、アメリカの自由市場主義がどのように世界を支配したか、その神話を暴いている。 ショック-ドクトリンとは、「惨事便乗型資本主義=大惨事につけ込んで実施される過…