愛はどんどん広くなる深くなる、私はもっと幸せになる
というのは斎藤一人さんが言っていたと思う。
私は幸せになりたくなかった。
それは私の家庭環境にも原因があった。
父親も母親も私が幸せになることを喜ばなかった。
二人とも不幸だったのだ。
私は、そのことを利用して自分を不幸にすることを選んだのだ。
今の私は、そう考えている。
他人に愛されたいから自分を曲げても、他人も自分も幸せにできないことを学んできた。
一人でいることが、一番自分でいられるのは、私が変人だからだろうか。
私は、一人でいても寂しくないという、自由を手にすることができた。
ブログを書くようになって、読んでくれる人がいて、私は豊かになっている。
リアルでは一人だが、バーチャルでは意思を伝えている。
寂しくないのは、読んでくれている人のおかげである。
イメージワークで未来のなりたい自分を想像するけど、一人で高原の草を見ているところしか浮かんでこない。
スーパー銭湯で何気なく手に取る漫画に「貝合わせ」というのが書いてあった。
ハマグリは唯一無二の特性があって、上の貝と下の貝が合うのは一組だけなのだ。
話は変わるが、息子が彼女と別れた理由は、彼女の結婚願望の強さと、息子の社会で活躍したい願望が合わないからなのだ。
息子は神妙な顔をしている。
「それがわかってくれる人でないと」と言う。
そうやって別れは来るのだ。
貝合わせの貝同士なら、合うのだろう。
「こんぺいとう」というお菓子の話は、核になる部分は二人の関係で、そこに突き出るのは、希望とか信頼とかいうものなのだ。
私はそのような関係に憧れている。