金ちゃんと家でお昼ご飯を食べました。
離れて暮らすようになって半年くらいです。
金ちゃんはいま、父親のもとで暮らしています。
鳥手羽は骨と身がポロリと はがれるくらい柔らかく、金ちゃん好みに仕上がっています。
食べながら金ちゃんは言いました。
「 ママの料理ってわりと上手い方だと思うよ。 コンビニなんかよりも美味しいよ」
「そう、かな。うん。私は家族の中でも料理は好きな方だったからね。それ、面白いでしょ」
スープは にんにくとエビをオリーブオイルで炒めて 豆乳で煮、アオサを加えたものです。
「うん面白い」
金ちゃんはきゅうりのぬか漬けをあっという間にたいらげます。
友人の畑で採れた野菜は、蒸しなすや、タレ漬けになっています。
金ちゃんは畑で採れた野菜が大好きです。
固いパンも作りました。
焼きたては皮がバリンバリンで とっても美味しい。
そのままでも十分ですがバターを塗ると格別です。
金ちゃんは食べながら DaiGoさんの YouTube が 今は心の支えなんだと言います。
いじめについても 多く発信しています。
「スポーツと筋トレと 他のコミュニティ」が、対策として有効なんだとか。
積極性のある金ちゃんは DaiGoさんの すすめる筋トレをやっています。
「 やっぱり 若いときの方がきついって。コミュニティって言っても、学校と全く関係ない人とか…」
「 それはそう思う。 選択肢がないもんね。 ママもきつい時あったもん 。自分が悪いのか、 相手が悪いのか 、
社会が悪いのか 分からない。 ただ 苦しい。そんなとき、本の中の1行が救いになったりしたよね。
『 小説家は何が正しいのか 一生かけて考えるのが仕事』
あーそうなんだ 。じゃあ今答えを出さなくてもいいんだって、 一生かけて考えればいいんだって救われた」
きんちゃんはゴロンと仰向けに寝っ転がりました。テーブルが影になって金ちゃんの顔が見えません。
食事が終わって 温めた牛乳でココアをいれました。2人で 飲みながら話をして、金ちゃんは腕立て伏せのしかたをレクチャーしました。
人はなんのために生まれてくるのか。 なぜ命を大切にしなければいけないのか。
私は考えていました。
検索すると命とは、「生物の生きる力・期間」とあります。
これは何ヵ月も斎藤一人さんのテープを聞き続けた私の感想です。
私たちの心臓には 針の先ほどの光が入っていて それが命の正体ですが、それは神と同じものです。これが、肉体から抜けると肉体の死があります。
つまり私たちの中には神が宿っているのです。
私たちは 神の国から追放されたのか それとも 神から作り出されたのか 人間の始まりは 諸説あると思うんですが。
私たちは汚れのない魂になっていく ことを目的として 何度も生まれ 変わって来ます。
検索すると魂とは「心の働きをつかさどるとされるもの」とあります。
そのために自分に越えられる試練をいくつか持ってきます。そしてその試練を通じて自分の魂をみがいていくのです。
ですからとても自分には乗り越えられないような 辛い出来事も 超えることができるのです 。
例えばいじめにあうと いじめられるとこんなに辛い思いをするんだ ということを学びます、
そして自分は そういうことをしない人になります。
そしていじめられている人に優しくなります。
例えば受験に失敗します 。挫折を味わいます。
すると 今まで見下していたかもしれない人たちを見下さなくなります。優しくなります。
そうやって私たちは 辛い思いや悲しい体験を通じて、 愛にいたるのです。
検索すると愛とは「そのものの価値を認め、強く引かれる気持ち」とあります。
神様は私達に守護霊というものをつけてくれています。
あなたの嫌いな人は 、不機嫌で 気分屋で いつもイライラしていて 怒りっぽくて それがあからさまに顔に出ています。
そして人の気持ちを暗くさせるようなことを言います。
いつでもあなたは、 笑顔で 明るくて優しくて親切です。そして楽しむことを知っています。
そうなるように 守護霊があなたを守っています。
そしてあなたが愛の人であるとき、その努力が実るように 、見ているテレビで ふっと気になる言葉があったり 、
読んでいる本の1行が気になったり、 何気なく手にした本、 ふっと頭に何かが浮かぶ、そんなふうに あなたと共にいて、導いてくれています。
愛とは「人を明るくする、気持ちを軽くすること」と一人さんは言います。
そしてあなたと同じような愛のある仲間と出会います。しかし、その人もまた、まだまだ未熟です。
あなと同じように。
人生は試練の連続です。そんなときでも私たちは愛の方向に自分の心を向けていきます。
まずは自分を明るくします。
気持ちがふさぐとき、明るい言葉を口に出して言います。するとすぐに心の闇が消えます。
わたしは「いいぞ、いいぞ」とか「何もかも上手くいっている」とか思い付いたことを口に出します。
筋トレを続けるように。よい言葉を100回言います。1000回言える人もいるでしょう。
10回でもいいのです。
ちなみにわたしは初め、言えなかった言葉があります。
「楽しい、うれしい、愛しています」
1人の部屋で小さな声で、どうにも喉につかえて出てきません。
それは私に欠けているものです。心が抵抗して言えないんです。
「愛しています」は特に言えませんでした。
そんなときは単語で「愛、愛、愛」と言えばいいそうです。
今は自分に必要なのは健康であると思い「健康」と、1日に1000回言います。時間にすると20分くらいです。
3ヶ月もすると潜在意識が一杯になってきます。
弱気なときは「強気」と言ってもいいし不幸なときは「幸せ」と言ってもいい。
ある回数を超えると心が満ちて、変化を感じます。
あなたの内にいる神様に届くとも、自分の脳に言い聞かせるとも言われます。
そうすることで私たちは試練を乗り越えて、(時間が問題を解決するまでの間をやりすごして)
自分の魂を向上させていきます。そうするともう同じ問題はおこりません。
私が同じ問題を繰り返していたのは、憎しみで相対していたからでしょうし、
相手の欠点ばかり指摘して、自分の直すべきところに目を向けなかった。
いつも心が下を向いていました。
次また同じような人にあったとき、わたしは、わたしをまもり(価値をみとめ)
嵐のときに嵐に立ち向かわないように(激しい怒りや憎しみの感情を出している人に立ち向かわない)、
憎んだりしないように知恵を働かせるでしょう。