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世界平和は身近から

『闇の終焉と地球元年』( 中矢伸一+ベンジャミン・フルフォード、2012)

今あるシステムが壊れていくようですね。

新しい社会が作られる、そこには今までの価値観が一変するようなことが?

 

(※)は、私の注です。

〈以下一部抜粋・要約〉

 

中矢: 日本にも世の中に革命的な変化をもたらす 超技術というものが埋もれています。

大企業ではなくても、 次の文明の種になるような 、素晴らしい技術を持っている人って結構いますから。

 イシヤ(※フリーメーソン、闇の側)たちがどいてくれれば そういう技術がいっぱい出てくるんですよ。

 そうすると、 石油にも頼らなくていいし 、原子力もいらなくなる 。

基本的に、 フリーエネルギーが登場すると、 エネルギーから金を取るということが、 ほぼ出来なくなるし 、ビジネスも成り立たなくなる。

 農業にしても、 私が関わっている農業技術があるんですけれども 、こういうものも広まると 今度は農業からもお金を取りにくくなる 。

土にまけば作物がどんどん無農薬、 無化学肥料でできるようになったら 、農薬もいらないし肥料もいらない 。

そこからお金を取る仕組みそのものがなくなってしまうんです。

 

明治以降に作られた国家神道は、 一神教がモデルになっていた

 

中矢: 明治維新以降の神道というのは、 欧米を視察して、 その文明を見て非常に衝撃を受けるわけですね 。

その圧倒的な文明力の源はどこから来ているのかと言ったら、 これは、キリスト教から来ていると。

 ではこのような強い国家を日本は作らなければいけない。

 

そして、このあたりから、だんだん戦争への道を歩むんですが。

本来は天皇の役割は 祭司、 神道のリチュアルを行うだけ、 そして世界平和を祈るというだけの存在なんです。

 そこに権威があったんです。

 

ガイアの法則によれば 次の文明は関西から始まる!?

 

中矢:文明は、聡明期のシュメール文明から始まって 800年ごとに交代しているんです。

 シュメール文明 、前インダス文明、 インダス文明、 メソポタミア文明、 ガンジス文明 、ギリシャ文明、唐文明 、アングロサクソン文明というように 、ちょうど800年ごと 正確に言うと805.5年ごとに覇権を交代させてるんですね。

次の文明の 中心軸が 兵庫県の淡路島とか丹波あたり。

 

人間は神が創ったのではなく、神から生まれた

 

中矢:日月神示にも「 地上人は 、肉体を 衣とするが故に 、宇宙のすべてを造られた者のごとく考えるが、 創造されたものではない 。

創造されたものならば、 永遠性はありえない 。

宇宙は、神の中に生み出され 、神と共に成長し 、さらに常に神と共に永遠に生まれつつある 」

「全大宇宙は、 神の外にあるのではなく、 神の中に、 神に抱かれて育てられているのである。

 故に、 宇宙そのものが、神と同じ性をもち、 同じ質をもち、 神そのものの現れの一部である」などと出てくる。

だから本質的な神とは、 宇宙を超えた存在であり、 秩序であり 法則である。

 その中に銀河系、太陽系がある 。

究極の一神というものはあるんだけれども、その神様は、太陽であったり月であったり、多神として現れている。

 すべてのものが、どこを切り取っても神の一部であるという 。

だから、今、手に持っているこのペンを拝んでもいい。

これも神の一部だから。

 いわゆる、汎神論ですね。

 だから神とは一神であり、多神であり汎神であり、すべて正しいんだというのが 日月神示の考え方 。

創ったか、生んだか、という感覚が大きな分かれ目になっているのでしょうか。

 どちらにしても、一神教も否定はしていないのが日月神示の思想。

 

ベンジャミン: あらゆる宗教、 無神論者の考え方を統一させるには 、その考え方が一番分かりやすい。

 基本的に、我々はそれぞれの祖先から生まれていて、 そこのルーツをたどると宇宙とつながるから。

 そして宇宙を作ったプロセスは間違いなく、 神秘的な部分につながりがあるのは確か。

 そのつながりを断ち切ることは決してできないよね。

 

これからは、人間という種が 、一神教的な支配が終焉を迎えた後に、次に何を目指すのかということも考えなくてはいけない 。

少なくとも、今までのように自然を無差別に搾取してないがしろにするのではなく 、自然を繁殖させて増やし 、生き物も増やすような建設的な種に人間が変わっていかなくては。

 

未来の日本は、北からよくなる

 

中矢: 日本には農業技術だけじゃなくて、素晴らしいテクノロジーがたくさんある。

 それらで、ほとんどすべての問題は解決できると思う。

 利権の圧力から解放されれば、 エネルギー面でも解決できるし、 資源不足だと言われているけれども、 そう思い込まされている部分もあって、 これも十分今の技術力だと解決できるレベルにある。

 それらは、日本だけでなくて世界全体に貢献できるものなんです。 

 

そして、これからのキーワードは、 一極集中支配型じゃなくて 、分散型、自給自足型だと思う。

 

社会システムも同じで 、一つのルールで全部統一されるのではなくて 、結構地域、地域で独立していく 循環型の経済社会システムになる。

 

そういう仕組みを提案していけるのは日本だろうと思う。

 

私(チキハ)の感想です。

 

今あるシステムが壊れたあと、

日本に何かの役目があるというのを、目にすることがありました。

物質から精神へ転換するとも聞いたことがあります。

昔の日本にあったもの。

「誰も見てなくてもお天道様が見てるよ」とか「 おかげさまで」なんていう言葉を聞いたことがあります。

おおらかで優しい空気が日常に流れていた。

そのころの心でテクノロジー を扱う、そんな社会を想像しました。

その新しい社会にわたしは、どんなことができるのでしょう。

本の中でお二人が言っていたように、掃除をしたり、身の回りに近いものを大切にする。

そんなことをしながら社会の変化に合わせていけたらと思いました。

 

闇の終焉と地球元年

闇の終焉と地球元年