『ユダヤ世界権力が崩壊する日 』(太田龍、1999)
『聖書』を信じる人たちは、神と悪魔の対立や、悪がはびこった世界が崩壊し、神の世がおとずれる終末論を信じているようです。
その物語を利用して、最後の神の地位を自分のものにしようとする一派があるというのです。
<以下一部抜粋・要約>
「ロスチャイルド法廷」が世界を破壊する暗号
ユダヤイルミナティ世界権力は、 ルシファー信仰に基づいた世界を実現しようというルシファー秘密教団と言っても良いが 、
もちろん彼らは単なる狂信者の群れではない。
世界の超エリートたちをその中核とする実際的な世界権力機関なのである。
全世界でわずか5000人の人々だけが 、イルミナティの本当の目的と、 世界を支配する彼らの陰謀を知っていると言われる。
そして彼らの計画は、 実は1957年に 一冊の小説の形を持って 全世界に散らばる 彼らに向けた暗号書として書き下ろされていたのである。
それは、全世界の仲間たちに知らせるべく執筆された暗号書である 。
それが『肩をすくめる アトラス』という小説だ。
小説では 、この「ロスチャイルド法廷」の暗号である ロスチャイルド・トリビューナルは 、世界の主要大企業の会長に、 彼ら自身の企業を破産させるように説得する。
そして、それが企業の所有者たちは姿を消し、 ガルトラとともに、コロラド州の山岳地帯に避難する。
ここでのコロラドとは バミューダ諸島の暗号である 。
バミューダは世界が瓦解するとき、イルミナティの中核メンバーが滞在する場所として設営されている。
これらの企業が、彼ら自身によって破産させられると同時に 、ロスチャイルド法廷は 、暴動、飛行機・列車の事故、 穀物貯蔵所の爆破 、インフレーション、 株式市場の崩壊 、その他の事件をつくり出し、 社会の混乱を増幅させることによって、 彼らが掌握する米国政府の統制を強化させるように仕向けていくのである。
「すべての権威が失われ 、全ての法律が無効となり 、道徳のひとかけらも存在せず、希望もなく、 食料もなく 、食べるものを得る方法もない。
一切の秩序が崩壊が瓦解し、道路が綺麗に片付けられたそのとき、我々は、世界を再建するために戻ってくるであろう」。
こんな話は 、まともな常識を持った日本人には 、それこそ頭のおかしな者が書いた妄想にしかみえない。
ユーロは経済危機が深まり行く中で開始された
悪魔主義者奥の院の世界統一の野望は、 かつてローマ帝国によって試されたことがある 。
しかしその野望はゲルマン族によって打ち破られた。
これがドイツである。
このドイツさえなければ再びヨーロッパの統一は可能だ。
ヨーロッパの統一が出来れば欧米はまさに一体化し、世界統一を一気に進めることができる 。
こうしてドイツを攻めに攻め、ようやく生み出されたのが現在の EU (欧州連合)である。
西洋スーパー・テクノロジーは 悪魔主義とイコールである
阿片戦争は 国際金融寡頭権力によって仕掛けられた。
現在進行中の情報革命は 、西洋が非西洋世界を問答無用でねじ伏せて奴隷化することを可能にした。
かつての技術的・産業的優位をはるかにしのぐ新たな超越的権力を生み出すことになるだろう。
分子生物工学と ナノテクノロジーの専門家エリック・ドレクスラーが『想像のエンジン』で説明しているように、 遺伝暗号の技術を応用して 分子コンピューターを作ることも可能だ。
アセンブラー (無生物の分子をつくる、遺伝暗号と同じような数値制御システム)を組み込んだ人工頭脳システムは、 人間の頭脳の何百倍もの速さで働くシステムが作り出すペースで技術的着想を進歩させていく。
その先には人間の労働を必要とせず、命令されれば何でも作る 複製アセンブラーの世界があるーーー。
この複製アセンブラー ・テクノロジーによって、「金をかけずに鎮静剤やロボトミーを使って全住民を改造する」こともできる。
「複製アセンブラーの分子工学、…… 微小技術を支配する者には 魔法の玉手箱が手に入るのだ。
この圧倒的優位は大昔の人間に対する神に匹敵する」
まさにそのような時代がやってきたのである。
私(チキハ)の感想です。
彼らの陰謀と、それを阻止しようとする勢力の争いが今世界中で行われているようです。どちらの勢力が真実なのか理解できない人達も多いのではないでしょうか。
まじめな信者が、騙されていたと真に気がつくのは相当なことなんだろうと思いました。