ユタカ2イキルオテツダイ

ほんの少しずつ、ゆたかになってゆきましょう

その3 鏡の法則

 

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9月17日

リズブルボーの本で、分かったことがあります。変わってほしい、と思う相手は「自分を映す鏡」だということです。

一番変わってほしい人の、いいところ、悪いところを書き出して、自分の中にそれがないか確認するのです。

やってみますと、それが自分にあることが分かって、ゾッとするのです。例えばこんなこともありました。

「あの人、『子どもには怒らないから』って言ってるけど、いつも怒ってる。

怒っているつもり、がないんだね」

なんて思っていたのです。しかし、あるとき子供と話をした後、自分を振り返って見ると、

なんと怒っていたことに気付いたのです。本当に驚きました。怒っているつもりがなかったのです。

あるときは「いつもイライラしているところ」と書いたのです。私はいつも、自分は穏やかな人だと思っていたのです。

人にもそう言われています。しかし、心の中で、いつもイライラしていることに気付いたのです。ショックでした。

 

金ちゃんにもその「鏡の法則」を話して聞かせました。しかし、認めたくなかったのではないでしょうか。

まさか犬山先生と自分を振り返って、同じ悪いところがあるなんて、考えることさえしないでしょう。大体、タイプが違いすぎます。

私だって、父や、上司、夫の悪いところが自分にあるなんて考えたくもない。そう思っていたのです。

 

 

 

テレビでは樹木希林さんが亡くなって、夫の内田裕也さんとのことを語ったインタビューが流れていました。

「私は怖いものがないんです。死さえ怖くない。内田裕也さんの中の汚いものをかき分けて、かき分けて行くと、

きれいな鏡があって、そこに一番怖いものが映る、私です。内田裕也さんは私のために存在している。あの人の中に私がいる」

というようなことを言っていたのを見てしまったのです。

このタイミングで、ため息です。〈やっぱりか〉私が今、このテレビを見ていることに何かメッセージのようなものを感じました。

〈自分の中にある(見たくないもの)と正面から、向き合うのか〉この作業は、楽しいものではないですね。

「やっかいな」「怖ろしい」気持ちがします。しかし、傷を受け入れることが出来たときに、愛というものが分かる、

ということですからその汚いものを、その人が見せてくれているわけで。そのことを知り、受け入れていくことが必要なわけです。

 

リズブルボーの三角形になぞえると、私が相手を愛することと、私が私を愛することは同じなので、

一番出来そうなことは、自分が自分の汚いものを、受け入れていくことなのですが。それが

うまく幸福感につながらないな、と思っていたのです。「快」の感じが味わえないからか、即効性がないからなのか。

ちゃんと勉強しないと私には難しすぎるのでしょうか。

 

 

 

ある日、霊能者の動画をみていて、夜怖くてねむれなくなり、夜中に目を覚ましたあとも、とても怖くなって心臓がバクバクして、

頭から怖いイメージが次々わいてくるので困っていたのです。これは脳に栄養が足りないのか。考え方なのか。

霊を呼ぶ体質か。神に祈ってみたり、良い言霊を言ってみたりしたのですが、怖いイメージがカミソリの刃のようにすっと、入り込むのです。

恐れを無くす方法、幸福感を得る方法、具体的にどうすればいいのだろうかと思っていたのです。

 

 

 

ある日、ユーチューブでヨガをしていたんです。仰向けに寝て、深い呼吸と、「自分の体に感謝、自分を内観して、受容する」

とナビゲートされて、「安心と幸福感」がわいてくるので、驚きました。〈これだ、この感じだ〉とその時、思ったのです。

瞑想状態の脳の状態に近かったのかもしれません。そして、ヨガで救われたと、思ったのです。

「自分の体に感謝、自分を内観して受容する」言葉は少し違いますけども、具体的な方法として、とても良いと思いました。

 

少しずつ、進化してゆくことを信じて、やり続けること。今日、金ちゃんは、明るく話しかけてきます。

〈なんなんだ。私が変わって、それを映す鏡なのか?〉