なぜで気が付かないのだろう。
自分がそのレベルで物を見ていることを。
分からないことに気が付くけれど、ゆっくりとした成長はもどかしい。
5歳の子供が理解できる範囲と、10歳が理解できる範囲と、20歳が理解できる範囲とある。
5歳なのに大人のように理解できる人もいて、それは、よく天才とか言われるけれど。
ほとんどの人は、多分、身長分布図のように、平均的なところ、一番層の厚いところにいるのだろう。
自分を見て、劣等感を感じるのはしょうがない。
私は、ある分布図で見ると左側の方に入る。
こんなに頑張っているのに、とか、どうして出来ないのだろうとか、思う。
そういう目で他人を見る。
それが愚かなことに、気づくのだ。
何の分布図なのだろう。
たいがいは、親や親戚や周りの大人、先生の価値観だろう。
それが、すべてではないのに、私たちは恐れをいだく。
大愚和尚という人の動画でいいことを聞いた。
ハエが、ガラス窓にぶち当たっている。
すぐ横には、窓が開いているのに、気が付かずにいる。
もしかすると、私も同じように、見えないガラス窓にぶち当たっているのかもしれない。
ある分布図で、私は5歳なのに、大人のようになりたいと思っているのかもしれない。
私の中に良いものを見ている人がいた。
多くの人が興味を持たないその分布図は、なんだったろう。
着想、成長促進、学習、共感力、神秘、天然、笑い、セクシャリティ。
でもそれがなんだというのか。
左腕が細くなっていることに気が付いて、そこに悲しみがあることを感じていた。
額をさすっていたら苦悩があることを感じていた。
悲しみは愛を失ったからで、苦悩は大切なものを失ったからだ。
深い、理解を超えるそれは、癒やされるのを待っている。
ハエは飛ぶのをやめて腕をさすった。
いい話しを聞いたので、書いておく。
自分の中の設定に気づいて解除するというものだ。
結婚という魂の契約は、家族でデフォルト設定されてる。
例えば、祖母の悲しみを母親は見ていた。
母親の悲しみを私は見ていた。
その設定を引き継ぐというのだ。
また、こういった設定もある。
お腹の中の思いだ。
バーストラマというらしい、生まれてはいけない、本当に愛する人から愛されないという思い込みだ。
また、私に関して言えば、私の母親は、私が女の子らしくいることを嫌がった。
だから、男の人に愛される女らしい女性になると違和感がある。
上記のそれらは悲しみから逃れるためなので、それがブロックになって、自分の気持ちを素直に言えないというわけだ。
さて、ここでどうしたらいいのか、ということになるわけだけれども。
「私は、もう充分学んできました。愛する人と結ばれます」
と宣言するだけでいいらしい。
ここからは少しぶっ飛んだ話なんだけれど、結婚とは神になる行為(子を作る)なので「私は神のように純粋にあなたを愛し、私は神のように愛されます。そして人を神のように愛します」と宣言するといいようだ。
これらはもう少し学んでから、自分の意見を考えたい。