このワークは、「呼吸が楽になる感覚」を入り口にした、とてもシンプルな瞑想です。
特別なイメージを強く持つ必要はなく、何かを頑張って変えようとするものでもありません。
ただ、静かな状態で座り、呼吸に少し意識を向けることで、体の内側にある自然なバランスを思い出していきます。
もともとは、光やエネルギーのイメージを使ったワークからヒントを得ていますが、このワークではそれらを強調せず、「呼吸のしやすさ」を最も大切にしています。
イメージとしては、遠くの上のほうからやわらかく何かが届き、それが頭の上で静かに広がるような感覚があります。
それによって、空気が少しだけ澄んだように感じられ、その中で呼吸をしていると、自然と呼吸がやわらかくなっていきます。
ここで大切なのは、「何かを取り込む」ことではなく、「何も足さない」ことです。
体のまわりに何かを作ったり、包み込むようなイメージをすると、人によっては呼吸が苦しくなることがあります。
このワークでは、そうした要素をできるだけ減らし、ただ呼吸が自然に続いていく状態を大切にしています。
呼吸が整ってくると、胸からお腹へと意識が降りていき、お腹の奥が静かになっていきます。
そのとき、体は軽く広がるような感覚になることがありますが、どこかに行ってしまうような不安定さではなく、穏やかで透明な広がりです。
外から見ると、まるで透明な雫の中で呼吸をしているような、静かで澄んだ印象を持つかもしれません。
ただし、実際に体験している本人にとっては、特別なことをしている感覚はなく、ただ呼吸が楽になっている、というシンプルな状態です。
花粉の時期や、呼吸が少し重く感じるときにも、このワークはやさしく作用します。
無理に深く呼吸をしようとせず、「そのままでも呼吸できる」という感覚を取り戻すことができます。
短い時間でも、日常の中でふっと呼吸を整えたいときに、役立つワークです。
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